小2の時に青森の婆ちゃん家に家族で遊びに行った。
俺と青森の親戚(小6)とで昆虫を捕まえに森に行った時に気づいたら俺一人になっていた。
そりゃもう怖いし焦るしでワンワン泣きながら親戚を探していた時、森にある岩のところにボサボサ頭の住職みたいな服装の人がいたのね。
俺もかなり不審に思ったけど、親戚とはぐれたって事を話したのよ。
そうしたらそのボサヘッドが「腹減ってるけ?沢山あるけ食ってくか?」っとか会話のキャッチボールが出来ない意味不明な事を言い出して、岩についてる苔をむしって食うのよ。
俺はヤバイ人だと思って泣くのも忘れて猛ダッシュ!
無事親戚にも会えてその話しをしたら大盛り上がり。
「コジキ妖怪ボサボサ」って名前をつけて、その年から毎年探索してたけど一回も会えなかったなぁ。
いま考えれば、ただの頭のおかしい自称仙人系の人だったと思うけど、何もされないで良かったわ。