関係者の迷惑になると困るので、細かな詳細については書けない。
以前慰安旅行で、福井の海岸沿いにある旅館での体験。
私の勤めている会社は、社員旅行が毎年行われているんだけど、海外と国内を交互に毎年一回実施されている。
観光と宴会も済んで、部屋に戻ると恒例の賭けトランプで24時過ぎまで一喜一憂していたが、自分が”親”の時に大凹みをくらい、一時退席して、バルコニーで缶ビールを飲みながら、向かいの海岸を眺めていた。
すると街灯の下に女性が立ちすくんでこちらを見ていた。
女性は髪の長い人で、ベージュっぽいスカートに白のシャツを着ていて、手には海草?髪の毛?みたいな感じの物を持っていた。
その時、ゾッとして部屋に戻り、トランプに興じている同僚に話すと、全員一斉にバルコニーに出た。
一人が”誰もイネーじゃねーか!”と、つまんなさそうに部屋に戻り、ゾロゾロと部屋に戻っていったんだが、一人だけ、顔面蒼白でずっと立ちすくんでいた。
私は「お前も見えるの?」と聞いたらコクコクと頷いた。
その日は、何事も無かったんだけど、旅行も終わり、翌日会社に出勤すると、殆ど話もした事の無い女子社員で霊感が強い子が、「○○さんお払いに行った方が良いですよと!」と一言。
私は「どうして?」と聞くと「背中に女の人が憑いてこちらを睨んでいますけど・・・」と。
その子に旅行での話をすると、「○○さん優しいから憑いて来ちゃったんじゃないかな?」と。
それで色々とその方面に詳しい人に教えてもらい、隣県だけど除霊をしてくれる人がいるのを聞き尋ねてみる事にした。
70~80歳位のお婆さんで、除霊をして頂いた。
そのお婆さんの話では、私の守護霊が強いので、霊障が起こる事は無いが、時間の経過と共に色々な霊を引き寄せて来るので注意が必要と言われ、私の守護霊の話を聞かせてもらった。
ちなみに、お婆さんは除霊を生業としていないので、謝礼は一切受け付けなかった。
なんでも、金銭目的で行えば、霊能力は無くなるらしい。
何故除霊を受けるのかについては『自分の徳を一生かけて上げて行く事が目的です』と言われた。
一番驚いたのは、田舎の実家にTELして先祖の記載されている家系図の写しを送ってもらったんだけど、守護霊にお婆さんが教えてくれた3代前の名前があった。
嘘の様な話だけど、本当にそんなことあるんだと、今でも信じられない気持ちなんだけどね。