まだ連れて行かれるには早かった

カテゴリー「心霊・幽霊」

俺のじーさんは俺が2歳の時に亡くなった。

その後しばらくして、俺は麻疹になった。
脳炎寸前まで悪化して、お袋も親父も大変だったらしいが、そんなある晩、お袋が俺と一緒に寝ていると、何故かじーさんが枕元に立った。

じーさん:「A(俺のことね)は私に懐いているし、連れて行くよ」

と、俺を連れて行こうとするじーさん。
お袋、必死で止めたらしい。
ちなみに俺は霊感皆無ですがお袋は見える人。

その翌日には俺の熱も引いたそうですが、あれで連れて行かれてたらどーなってたんでしょうかね。

今じゃ洒落にしかならない小ネタで失礼しました。

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