鹿がいると噂の山へ行った。
現地へ着くとがっかり。
とうてい山と呼べるものではない。
面積はあるが正直言って森。森が中央部へ向けやや高くなっている程度。
中へ入るとバラックのようなのが建ち並んでた。
バラックは橋に沿い一列に並んでて、橋の下はちょっとした峡谷だった。(と言ってもミニサイズだが)
川が橋の下で行きどまりになってる様子で、地下へ続いてるんだろうか?そのへんはよくわからない。
橋を渡る最中に、キツネが走ってきてすれ違った。
ちょっと驚いた。
山奥と言うほどじゃない場所にキツネ?
バラックの前に住人らしき人がいたから聞いてみた。
「ここに鹿はいますか?」
「知らんね。でも人魚ならいるよ。ほら」
は?人魚おォ?と思いながら川を覗くと、でっかい魚がゴボゴボちょうど渦巻いて潜ってくとこだった。
下半身(て言うのか)しか見えなかったから、確認出来た限りでは魚だったけど、人の背丈以上あると思った。
さすがに人魚と信じるのはアレだろうけど、振り返ってもあれだけ大きい魚は見た事が無い。
なんだったんだ・・・・