3年ぐらい前、友人数人と1泊旅行に行った。
ネットで検索して個人で経営してると思われる貸しコテージを予約した。
コテージに着いてそのすぐ近く(コテージから徒歩で1分もかからない)にある経営者の家に行きカギをもらう。
経営者は30代後半の男で、家は家族が同居してるような雰囲気ではなかった。
周りには数煉のコテージがあり、その日は平日ということもあり宿泊客は俺らしかいなかったと思う。
夜中、友人一人がロフトから挙動不審な人物を発見。
見るとコテージの経営者だった。
周りをきょろきょろ見回して落ち着かない様子。
みんなかなり酔っ払ってることもあり、たいして気にもとめず、その後は雑魚寝状態で朝を迎えた。
チェックアウトするために経営者の家を訪問。
呼び鈴を鳴らしても応答がない。
夜中の出来事もあり心配に思った。
ドアが開いていたので開けて「すいませーん」と叫んでも返事がない。
結局20分ほど待ったが出てこないのでそのまま帰った。
代金を支払ってないのでポストに名前と連絡先(携帯番号)を書いたメモを残していった。
その1ヶ月後ぐらいに携帯に知らない番号から電話があり、ある女からだった。
俺「もしもし」
女「○○県でコテージを経営している者の代理ですが」
俺「ああ、はいはい覚えてますよ」
女「代金は結構ですので」
俺「いや、そういうわけには・・・。チェックアウトの日誰もいなかったのですが何かあったのですか?」
女「(数秒沈黙)、とにかく代金は結構です」
だいたいこんな感じで電話が切れた。
その後、そのコテージのHPを調べたが消されてて情報がつかめない。
コテージの名前や電話番号をメモした紙も紛失してしまったので調べようがない。
一体何があったのだろう、謎だ。