都市伝説系で2つ程ご紹介。
【今君の後ろにいるよ】
さとるくん。
どんな質問にも答えてくれる「さとるくん」をご存知だろうか?
さとるくんを呼ぶのに必要なものは携帯電話と公衆電話、それに10円玉。
まず公衆電話に10円玉を入れて自分の携帯電話にかける。
つながったら公衆電話の受話器から携帯電話に向けて「さとるくん、さとるくん、いらっしゃったらおいでください」と唱える。
それから24時間以内に「さとるくん」から携帯電話に電話がかかってくる。
電話に出ると、「さとるくん」が今いる位置を知らせてくる。
そんな電話が何度か続き、「さとるくん」が知らせる位置が自分にだんだんと近づいてくる。
そして最後の電話がかかってくる。
「今君の後ろにいるよ」
このときにどんな質問にも「さとるくん」は答えてくれる。
しかし、同時に注意も必要だ。
このとき後を振り返ったり、質問が用意できていないと「さとるくん」に魔界へと連れて行かれてしまう。
【管理人と一緒にその壁を壊してみた】
不動産屋で働く友人から聞いた話。
その友人が担当するマンションの空室に、一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入るといつも何か違和感を感じていたのだが、ある日、その部屋の廊下が他の部屋より1メートル位短いことに気が付いた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのか?と、友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろう・・・。
廊下の突き当たりの壁を叩いてみると、どうやら本来の壁と今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい、管理人と一緒にその壁を壊してみた。
友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ」
でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで「お母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん・・・・・・」と書かれていたそうだ。
結局その「お母さん」は消さずに壊した壁を元に戻し、友人はそのマンションの担当を後輩に譲ったんだって。