葬儀中のエピソード

唯一の身内である父が亡くなり、当時中学生だった私が喪主となって父の葬儀を執り行った。

週間天気予報ではずっとその週は雨で、出棺の時には「娘さんを一人残して逝かなければいけないお父さんの涙雨だね・・・」と、参列の人たちには言葉をよく掛けられた。
と言っても、涙雨というよりも大嵐で、台風の季節でもないのに大荒れの天気だった。

お経をあげてくれたのは父とも仲が良かったお寺の住職で、私はその住職さんと一緒にタクシーに乗って火葬場に行った。

棺を見送り、ボタンが押された後、看病で何日も眠っていなかった私は極度の疲れで気分が悪くなり、医務室のベッドで横になっていたんだけど、いつの間にか、ほんの数十分(多分)眠っている間に夢を見た。

すごくキレイな空に大きな二重の虹が空に見えたと思ったら、父の声で「お父さんは○○(私の名前)が結婚するまで一緒に居るから」と、はっきり頭の中で響くように聞こえた。

はっと気がついて目が覚めた。

なんせショックが大きいから、自分の気分がそういう夢を見せるんだろうとなんとなく考えながら、待合室に戻り、火葬が終わるまでぼーっと窓を見ていたら、それまで大荒れだった外の天気が見る見るうちに晴れ上がってきた。

そして二重の虹が見えた。

お客さん達も「キレイな青空だね~」と感心するように口々に言っていたんだけど、私は『夢と同じ・・・』と思いつつ、特別驚く事もなく眺めてた。
すると、私の側に住職がすっと座ったと思ったら、「お父さんがね、○○ちゃん(私)が結婚するまで側に居るって言ってるよ」と、ニコニコしながら話しかけてきた。

なんか、心霊じゃないっぽくてつまんなかったらごめんなさい。
葬儀中にはもっとエピソードがあって、そっちの方が心霊っぽいのですが・・・。

多分父は、そろそろ私の側から離れるのでしょう。
私は来月結婚します。

ちなみに、父が亡くなってから命日には必ず夢に出てきていたのですが、去年の命日に限って父が出てこなくて、なんだろな~と思っていたら、その後に出会った彼とトントン拍子で結婚が決まりました。

葬儀中の心霊エピは大した事ないのですが。
お経を読んでいる間に窓ガラスが何度もガラガラと開いて、その都度立ち上がって閉めていたのですが、あまりにしつこいのでピシャっと閉めて鍵をしたら、今度は居間の扉がすーっと開いたり(コントのようだったw)、押入れから電池の切れたはずの目覚ましが鳴ったり、参列者の息子さんに3歳位?の子が居たのですが、「おじちゃん、二階で本見てるよ?」との事。
父を見たそうです。

「10年ぶりに思い出して、ちょうど仕事が休みだったから!○○ちゃん、僕の事覚えてるかい?」と偶然住所から尋ねてきた父の友人。それがいきなり当人の葬儀でびっくり・・・とか。

今思うと、とにかく騒がしいお葬式だったのですが、参列の人々は皆何事もなかったように見ていました。
「娘一人残して絶対死ねない!」と闘病中にも言ってたにも関わらず、この世を去る事になったので、大騒ぎしていたのでしょうか?

ちなみに父は、心霊とかは全く信じている人じゃなかったんですが・・・。

なんというか、不思議を感じました。

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