御苑近くの喫茶店(店名伏せます)でまったりと時間潰してたとき、急にカバンに付けてた携帯ケースの紐が切れた。
いやな予感がしたんだけど、シカトして書類に目を通しつづけてたら、今度はペンケースの中の赤ボールペンからインクが漏れてたことに気づいた。
うっかり触ってしまい、指先も真赤。
で、お手拭で拭くのもお店に悪いとトイレにいきました。
トイレは店内になくて、一回外に行くような感じで同じ敷地内のビルの、確かエレベータ脇だったかな?
とにかく少し離れた所にあるんです
そのトイレは日が差し込まず薄暗くて、一歩入った途端『出る』と確信しました。
急いで手を洗おうとしたんだけど、喫茶店やトイレのドアノブを汚さないよう指先を突っ張らしてきたためか、指先が引きつって上手く曲げられなくて時間がかかりました。
目の前の鏡や便器のある部分を見るのも嫌で、とにかく手早く済まそうと手だけに集中。
手の汚れをごしごし落としている間、それでも視界に入ってきましたよ。
下を向いている私が映るはずの鏡に正面を向いてる私(?)の雰囲気があって、便器のある部屋から足元で黒っぽいモサモサしたモップの頭部のような、丸っこい物体がゴロンと出てきました。
その”モップ”にすごく念を感じたので直視しては『ヤバイ!』と、出てきた瞬間咄嗟に逃げました。
あれは本当にモップではなかった・・・本当に怖い。
何か因縁がある土地なんでしょうね。
もう3~4年位前の出来事ですが、その店はまだあります。