個人的に怖い話。
木を切っている途中、反対側に受け口を作ってあるにもかかわらず、チェーンソーの刃が切り口に挟まれて動かなくなってしまうことがある。
力学的にちょっと説明のつかない現象だが、個人的には樹木という生物の防衛反応ではないか?と考えている。
同じような事を考えている人が他にも居るようで、ある地域では、この現象を「真剣白刃取り」と呼んでいる。
「木の伐採=樹木との格闘」と捉えるなら、実に真っ当なネーミングではないか思う。
これが極ってチェーンソーのプレートが曲がると、しばらくは仕事にならない上に修理費も高いので、木こりにとってはできれば喰らいたくない技ではある。