全然怖い話じゃなくてすみません。
うちの家系の人間は、たまに死んだじいさんばあさん達が枕元に立つことがある。
大抵は夜中に起こされて「水を持ってきてくれ」と頼まれる。
それで、台所で水を汲んで来ると、戻った頃には居なくなっている。
そういうときは、じいさん(orばあさん)が寂しがってるんだろうなと思って墓参りに行ったりする。
私もうちのじいちゃんが亡くなって暫く経った時に、じいちゃんに起こされた。
しかし、私は物凄く寝起きが悪く、じいちゃんに起こされてもどうにも起き上がれない。
私を呼ぶじいちゃん。
呻く私。
呼ぶじいちゃん。
呻く(以下略)。
結局、そのまま寝てしまった。(じいちゃんごめん)
その後、一週間くらい経って母親に、「じいちゃんが夢に出てきて『○○(私)が心配だ、○○が心配だ』って言ってたよ」と言われた。
起こされても起きないような孫でごめんじいちゃん。