昭和の建物に”それ”は多くある

カテゴリー「心霊・幽霊」

愛知の某所にある有名なボウリング場の廃墟。

なんか大火災が起きたホテルニュージャパンの社長が建てた娯楽施設で、あの火事で会社が倒産してそのままになってる・・・という噂。
地元の高校生や大学生の間では人気の肝試しスポットだった。
多分今でもだろう。

高校のとき、クラスの友達に探検に誘われた。
もちろんそのときは行く気満々。
でも家に帰って母にその話をしたら「廃墟といっても人様の土地だよ」「もし崩れたらどうするの?」「中に変な人がいたら危ない」と止められ、確かにそうだなぁと思って友人達にも止めるように言った。

何人かは賛同してくれたが、3人が「親に言われてハイハイ言ってんじゃねーよ」と逆にバカにされ「じゃあ勝手にしろ!」と。

で、その後友人達は無事に帰還。
「盛り上がって一泊しちゃったよ。今度女連れてこう」とか言って盛り上がってるの聞いて「やっぱり行けばよかったかな」と後悔した。

そして今日、新聞を見ていたらこの廃墟のことが記事になっていた。
『最悪レベルの量のアスベストが”むき出し”で放置されているので、解体も難しい』と・・・。

廃墟に行った友人の一人は今も友達だ。
・・・この記事に気付いたろうか。
いったい毎年何百人の人があの廃墟に足を踏み入れているんだろうか?
止めてくれた母に感謝しても言い尽くせないけど・・・。

廃墟にはうかつに入るべきじゃない、色々な意味で・・・。
友人のことを考えると胸がたまらなく重い。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!