これはウチの親父の体験談なんですが・・・。
親父はダンプの運ちゃんをやっていて、日本各地に行脚して土砂やらスクラップを運んでるんですよ。
これは配車の都合でたまたま友人のダンプの助手席に乗っていた時の話なんですが・・・。
ある国道の山道のトンネルを通っていた時、半分うたた寝をしていた親父は友人の呼び掛けに起こされ目を覚ましたそうです。
「◯◯、見てみろ!」と尋常ではない様子で呼び掛けたので、なんだ?と促されるまま身を乗り出して運転席側のサイドミラーを覗いてみると・・・ダンプの側面の、荷台に登るためのハシゴの少し後ろあたりに白い服の女が張り付いていたそうです・・・。
トンネルの中は車の走行の時に生じる強風が吹いているはずなのですが、まったくその女の髪の毛は乱れてはおらず、重力が働いていないように平行に張り付いていたそうです。
二人いっぺんに確認したらしいので幻覚ではないみたいなのですが・・・。