大学の時の話。
6月頃だったかな、サークルの新歓も一段落したある日。
ちょうどその時に部室にいた10数名で、夕食に行ったんだ。
郊外の学校だったから、車4台に分乗。
夕食の時に、他県からの1年生とこの近所の見所なんかを話してて、流れで心霊スポットに行くことに。
不参加&門限組の1台を帰して、3台で向かったのね。
そこは、「Aさん宅」っていって、一家全員殺害されたていう廃屋でダム湖のそばにある。
行くまでの道も雑草がすごく伸びてたりして雰囲気満点でした。
で、一通り家見たり、集合写真撮ったりしたから、学校に戻ることにした。
学校までは40kmくらいあったから、途中でコンビニ休憩。
しばらく、駐車場で雑談してたんだけど、いつまでたっても、Mちゃんて女の子が戻ってこないんだよね。
俺:「Mちゃん、まだトイレかな~?」
同期W:「あれ?私いまトイレから出てきたけど、誰もお店の中にいなかったよ?」
先輩Y:「・・・ってか、Mちゃんて誰??」
俺:「えーwAさん宅から帰る時、もう一回車分けしたじゃないすか。それで俺の車に来た子ですよ」
同期O:「行きに俺の車に、Mちゃんって乗ってなかったよ」
先輩Y:「うん。俺の車も・・・」
!!!
後日、サークルの先輩からAさん宅の長女の名前がMちゃんだということを聞きました。
Mちゃん、遊び半分でみんなで押し掛けてごめんね。
冥福をお祈りします。