うちの猫が病気でいつ死ぬかわからないくらいの状態だった時の話。
当時は在宅の仕事をしていて、猫が一番安心する部屋(寝室)にずっといることができないので、中古商品取り扱ってる店で、赤ちゃんがないたら声が聞こえるナントカモニターっていうのを購入した。
それをオンにしていたら、猫が鳴いたら声を自動的に拾って仕事部屋にある受信機から聞こえるという仕組み。
商品自体は新品に近く、注意書きとして「開封済みですが未使用です」と書いてあってラッキーと思って買った。
部屋について箱をあけて説明書を読もうと思ったら、説明書に管がいっぱいつけられた信じられないくらい小さい赤い赤ちゃんの写真が挟まれていて、裏に『○○(男の子の名前)・201×年×月×日誕生。201×年×月○日命日』と書かれていた。
その間ほんの8日ほど。
書いてあることが本当なら、子供が生まれるから、と事前に準備しておいたけど、8日ということは恐らく自宅に一度も帰ることなく病院で死亡。
仕方なく赤ちゃんのために準備したものを全て売り払った・・・ということだと思う。
でも、何故そんな写真を入れたのか謎。
当然、誰かが冗談で入れた可能性も強い。
でもやっぱりちょっと怖かったよ。
ちなみに猫はそれから1週間ほどで亡くなったけど、その間ナントカモニターは大活躍してくれたんだけど、何故か猫が死ぬ時にはオフになっていた。
スイッチは長押ししないとオフにならないので、面倒なので電源の方でオンオフしてたんだけど、何故かその日だけオフになってた。
こちらも謎・・・。
書いたらあんまり怖くなったけど、写真の裏の文字見た時は背筋がゾクッとした。