昨年インフルにかかったときのこと。
40度以上の熱が続いて、5日目くらいに臨死体験のようなものをしました。
アルプスの様な山脈に囲まれた花畑に居て、目の前に幅30センチほどの小川が流れていました。
その川の向こうに、私が生まれる前に亡くなった祖父が居て、「ビルエヴァンスのコンサートチケットがとれたから、ひいおばあちゃんと、3人で観に行こう。」と誘ってきました。
しかし、『川の向こうへ行ってしまえば戻れなくなる・・・』と思い、食い下がる祖父を説得し、帰り道を聞きました。
すると祖父は私の背後にある、石でできた地下への階段を指差しました。
その階段は左右に分かれており、右の階段はこけやゴミなどで汚れていて、左の階段は手入れされているのがわかるほどきれいでした。
祖父は「帰るなら、右側の階段を進みなさい。左にはいっちゃだめだよ。左は、地獄への階段だからね。」と言い、私は祖父の行った通りに進み、無事に目が覚めました。
私は幼少の頃から、お盆に亡くなっているはずの祖父と話したり、祖父が持っているものと同じものを買ったりと、何かと祖父と不思議なつながりがあるので、あれも本物の祖父だったのかなあと思っています。