解放してよかったのか?

まだ自分が19歳の時。
アパートで付き合いたての彼女と一緒に寝てた時でした。

その夜夢を見て、夢の中で友達数人と遊んでいて肝試しでもしようか?と話していると、「いいところを教えてあげるよ。」小さな女の子の声が聞こえてきた。

言われ声の方を見てみると、小さな日本人形がポツンと・・・。

どうやらその声は人形から発せられたようで、不気味な空気に全員怖じ気ずいていると、強制的に別の場所へ飛ばされ、瞬時に別の場所へと風景は切り替わりました。

そこはとても寂しい道で周囲は鬱蒼とした雑木林の小径で、すぐそばには石段が続いていました。

石段の先には遠目に朱色の塗装が剥げかけた鳥居が構えており、特に神社名や縄もなく、荒れた感じが石段の最下部からも見て取れました。

その場にいる皆が異様な空気に圧倒されていると、先ほどの人形が石段から語り掛けてきました。

人形:「この先の社にお札が貼ってあるの、それを剥がしてもどって来るの、たのしそうでしよ?」

もちろんそんなヤバそうな事全員乗り気では無く、断りたい空気一杯でしたが、その人形から感じるとてつもないヤバそうな雰囲気に負け嫌々社に行きお札を剥がしました。

人形:「じゃあ次の場所ね。」

一同:「えっ?!」

気がつくと、皆別の神社の入り口の前に佇んでいました。
そして同じように社に行きお札をはがし、また次の場所へ・・・。
そうして全部で5ヶ所の神社を巡り、最初にいた神社へ戻って来ました。

皆、恐ろしさと疲労で惚けて居ると先ほどの人形と同じ柄の、でもボロボロの和服を着た女の子が近寄って来ました。
顔は覚えてませんが四肢のバランス?位置?に違和感を感じたのは覚えています。

少女、元人形?はおもむろに話しかけて来ました。

元人形?:「ありがとう、貴方のおかげで自由に動けるようになったわ、ありがとう、貴方とっても優しいのね。」

自分:「俺だけじゃないよ・・・みんなも居たし。」

元人形?:「だってこれは貴方の夢じゃない。」

そこで私は目を醒ましました。
いつもの部屋、隣には彼女・・・と視線を移した時。
彼女の横に先ほど女の子が佇んでいました

一瞬でどっと汗が吹き出しました。
そして不意に人形は彼女を指さし、「お礼にいい事教えてあげる、この子貴方に隠し事してるよ。」と、そこで本当に目が覚めました。

以上が私の身に本当にあった1番怖い体験です。

後日、彼女から言われたのですが、他に男が居たそうで・・・。

以上、ありがとうございました。

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