ある島に彼女といった時の話。
そこは心霊スポットとして有名な北陸の島です。
2008年頃の事。
その時は心霊スポットだって事知らなかった。
観光でした。
その島は大きくなく、15分くらいで一周できるんですね。
島のスタートに鳥居がありまして、彼女と相談して僕は時計回り彼女は右回りで島の真ん中で落ち合おうとした話のことです。
夕方だったので薄暗くなっていましたね。
僕は早足で細い道を歩いて行きました。
そして、島の灯台のようなところが見える中間地点へ。
それが待っても反対側から来るはずの彼女が来ないんです。
20分くらい待ったかな。
こない。
僕は薄暗くなってきたけど海辺のところで3人談笑しているおじさんもいたし、まだ大丈夫だろうと安心していましたが、20分してからあまりにも遅いと心配になりまして、進んでいきました。
この20分の間に、何度も電話をかけたけど電話に出ない。
薄暗いので周りをよく見ながら歩いていくと彼女はいない。
そのまま一周、島の鳥居のところまでスタート地点まで戻ってきました。
そしたら彼女を無事発見。
彼女も一周して戻ってきたそうです。
ちなみに、灯台のところで少し待っていたそうです。
なぜ合わなかったんだろう。
もうすっかり暗くなっていたのでそそくさと島を出ました。
帰りのバスの中で、着信履歴がない事、彼女はおじさんを見ていない事。
考えてみればおじさんたちは、真っ暗なのに島で何をしていたのだろう・・・って話をしていてちょっと怖かった。
まあホントの話。