ツリーマンの名で知られているデデコサワは、皮膚に樹皮のようなイボが発生する病気を患っている男性である。
彼の病気はヒトパピローマウイルス(HPV)が原因でできる小さなイボが原因であり、疣贅状表皮発育異常症によって子供の頃に負った傷が原因でできた。
イボの成長を止めることはできなかった。
医者のアンソニー・ガスパリは彼のイボを切り取り検査したところ、彼の遺伝子には非常にまれな欠陥が認められた。
通常はイボはできても治るものの彼の場合免疫力がなく、自己免疫システムを狂わせ、皮膚細胞に侵入したウィルスに対し、その奇妙な物質を細胞内に作り上げろといった誤った指令を出していることをつきとめた。