母がカバンから出したあり得ないモノ

弟が交通事故で亡くなり2年が経ったころ、母を元気付けるため、父と相談し、那須に別荘を購入することにしました。

早朝から家族3人で北に向け出発。
弟は外出があまり好きではなかったのですが、温泉は大好きだったので、別荘を買うなら温泉が出るところがいい、と、温泉地の不動産屋さんに行きました。

暑い日だったので、不動産屋に入るとおねぇさんが冷たい麦茶を出してくれました。
担当の方と家族3人の4人分でいいはずのところを、なぜか5杯出てきました。

「あ、一つ多いですよ」と担当の方がおねぇさんに返しながらいいました。
おねぇさんは「失礼しましたぁ」と下げていきました。

そのあと、温泉地を家族3人で歩きながら、アイスキャンディを食べようと、露店のお店で「3つ頂戴」というと、おじちゃんはアイスを4本出しました。
「一本多いですよぉ」と言ったら「あ、人数分だと思って・・・」と不思議そうな顔をしました。
人数分でも3本なのに。。

その後、昼ご飯を食べようということになり、蕎麦屋さんに入りました。
すると、店員さんが水を4つ出してきました。
俺が冗談で「おいおい、弟ついてきてるんじゃないか?あいつ温泉好きだったし」というと、母は「もしかして、これもってきてるからかな・・・」とカバンの中から位牌を出しました。

母は家族で買う別荘だから、弟も連れて行こうと位牌を持ってきたそうです。
こんなことってあるんだなぁ、と家族で妙に納得しました。

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