※この体験談は体験談投稿フォームよりいただきました、MAKOTOさんからの体験談です。
たいした落ちのある話ではないので、御容赦ください。
カミさんは2人兄弟で、兄とは歳は10歳離れている。
実はその間に兄弟が1人おり、残念ながら流産してしまっていた。
ある日、その間に産まれるはずであった兄弟が、埼玉県にある某水子地蔵におり、そこにお参りに行くことになった。
ちなみに自分は特に霊感があるという程でもなく、変な場所に行くと鳥肌が止まらなくなる程度のもの。
それくらいのレベルなので、特に躊躇することも無くお参りに向かった。
かなり山奥の方にある所なのだが、近づくに連れて夏にもかかわらず、鳥肌が止まらない。
お参りに行くと言うことなので、しばらくは我慢して向かっていたのだが、駐車場に着く頃には、空気の重たさの様なものも強く感じるようになり、鳥肌もピーク・・・。
車から降りて、目当ての地蔵に向かったのだが、鳥肌も止まることなく、のしかかるような空気の重たさと悪寒で、どうにもならない。
申し訳なかったが、手短にお参りを済ませ、足早に車に戻った。
今まで、心スポ巡りをしたりした訳では無いが、こんなに留まっては居られない雰囲気を感じた場所は人生で初めての体験だった。
水子供養発祥の場所とも言われる所なので、わかる方はすぐにピンとくると思うが、あそこだけは二度と行きたいと思わなかった。
1万体以上の水子地蔵が立ち並ぶ様を見るために訪れる方も多いと聞くが、あそこだけはやめた方がいい。
物見遊山で行けば、何が起こっても不思議ではない、正に異界と言っても過言ではない雰囲気が漂っている場所なのだから・・・。