間違い殺人

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

20年くらい前テレビで見た映画。

ある中年夫婦が車で森に来た。
旦那がちょと離れた隙に、女房が3人組のハンターにマワされてしまう。
戻った旦那は、女房と最寄の町の警察に被害届を出そうとする。

すると偶然女房がハンターたちを見つけ、「あいつらが犯人よ!」と叫ぶ。

旦那は女房を残してハンターを追って森に入る。
奴らを捕まえようとするが、こちらは1人で丸腰、相手は3人で銃を持っている。
素直に従うわけはなく、逆にやられそうになる。

旦那はありがちな元グリーンベレーとかではなく平凡なおっさんだが、罠をしかけたりして1人1人倒していく。
最後の1人を奪った銃で撃ち殺すとき、そいつは「お前は誰だ!何故殺すんだ!」と叫んで死んだ。

旦那は消耗しきって女房の元に戻り、「終わった。もう大丈夫だ」と告げる。
すると女房は、「あなた一体どこへ行ってたの?犯人が捕まったのよ」と言う。

見るとそこには、殺したグループと特徴がそっくりな3人が手錠でつながれていた。

旦那:「それじゃあ俺が殺したのは一体・・・」

呆然とする旦那の顔のアップでラスト。

何を考えてこんな不快感しか残らない映画を撮ったのか、当時そんなフレーズはなかったけど、小一時間問い詰めたかった。

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