俺が小学生だった時の話。
俺の両親は共働きだったため、小学生だった俺は学校が終わると近所に住んでる叔母の家に行き、母親が仕事から帰ってくるまで叔母宅で面倒見てもらっていた。
叔母の家には高校生と中学生の姉妹がいて、どちらもかなりの美人で有名だった。
特に中学生の妹に俺はよく遊んでもらって可愛いがってもらっていた。
ある日、いつものように学校帰りに叔母宅に行ってチャイムを押したら留守らしく誰もいなかった。
玄関の鍵は掛かっていなかったので俺は家に上がって叔母か姉妹が帰ってくるのを待つ事にした。
何度かこうゆう事もあったので俺は特に気にもしなかった。
そしてその日、俺は姉妹が先に帰ってきたら驚かせようと思い立ち、姉妹の部屋の押し入れに隠れておく事にした。
いきなり押し入れから俺が飛び出してきて驚く姉妹の顔を想像し、姉妹どちらが先に帰ってくるかワクワクしながら二階の姉妹の部屋へと向かった。
小さい家だったので姉妹で一部屋なのだ。
部屋に入り普通にガラッと押し入れを開けた瞬間。
なぜか叔母宅の隣に住んでる親父(妻子持ち当時40代後半)が押し入れに潜んでいてバッチリと目があった。
俺は男ながらもあまりの予期せぬ事態と恐怖に足をバタつかせながら絶叫した。
親父は「あー見つかっちゃったー。驚かせてごめんね。おばさんに言わないでね。」とゆうような事を言い捨てそそくさと帰って行った。
俺はその後しばらく呆然としていたが、すぐに帰ってきた妹、遅くに一緒に帰ってきた姉と叔母にソッコーその出来事を報告してやった。
話によると、叔母は俺が帰ってくる少し前に姉と買い物する用事で出掛けたのだが、家を出る時に隣の親父に会い、世間話ついでに姉と遅く帰る事を伝えたらしかった。
その夜は、叔父と俺の親父も参加し、この事件の話し合いが開かれた。
そして隣の親父を呼び出した。
当時小学生だった俺には詳しい事は聞かされなかったが、実は隣の親父は叔母と姉の帰りが遅くなるのを知って妹をイタズラしようとしたらしい。
それで部屋に潜んでいたところを俺に見つけられたみたいだった。
潜んでいた押し入れから親父が落とした包丁も発見された。
脅すつもりで危害は加えるつもりはなかったと涙ながらに訴えたらしい。
隣の親父も俺に見つかった時かなりビビって包丁を落とした事も忘れてしまったらしい。
隣の親父はそのあとすぐに引っ越した。
子供もいて反省もしてるとゆう事で話し合いの末に警察には連絡しなかったらしい。
とゆう話を先週やっと母親が口を開いて教えてくれた。