人を殺めた人間を擁護できない

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

会社の同期Aが海外勤務中、過失で人を殺めた。

社の幹部がその国に謝罪にいったり、収監されてるその同期に面会に行ったり、一般市民からは抗議の電話がひっきりなしにかかるなど、社内は大騒ぎ。

そんな中、同期中で出世頭ツートップのB、Cが、Aの救援活動を社内ではじめた。
具体的には減刑嘆願の署名集めと、Aの奥さんに送金するカンパ集め。
社の上層部の黙認というか暗黙の応援受けたので、断りにくい雰囲気ではあった。

でも自分は断った。
署名は「どう考えても罰を受けるべき事件だった」から、募金は「事件の経緯がまだはっきりしてない」のと「AもAの奥さんも知らなかった」から。

BC連名の署名&募金要請メールが回ってきたとき、面識のあったこの2人に直接断った。

以後、同期で話をしてくれる奴がほとんどいなくなった。
仕事でも。

詳しく書けないけど「報・連・相」が命の仕事なので、全くはかどらない。
担当してたプロジェクトはそれで破綻した。

その次の異動で地方出張所へ飛ばされ、以後地方だけ延々回る人事が十年続いている。
ボーナス査定は最低で、給料もがくっと落ちた。
仕事しくじったせいなのか、署名と募金を断ったせいなのかは知らない。

少壮幹部になったBCが「地方出張所の別会社化と出張所員の派遣社員化」を経営会議で打ち出したらしいので、腹が立った記憶をもとにカキコ。

女々しい奴、度量のない奴と言わば言え。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!