先生の反省は一生続く

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

自分の学校で先生が生徒を轢き逃げしちゃったことがあった。
軽傷だったんだけど、やっぱり問題になって。
なんせ通学路でだったから、目撃者多数。

処分まで謹慎してるんだって、なんて話してて、数日後の、前日雪がたくさん降った朝、門の所にその先生が立ってた。

雪も降ってたし、寒い日だったので、みんなマフラーに顔をうずめたまま、「おはようございます」と会釈して挨拶して学校に入った。
謹慎とけたんだねーだけど、前科持ちじゃね?えーなんかイヤー、とか、そんな話しをしてた。

そろそろホームルームって時に、先生達がバタバタしだした。
「教室から出るんじゃない!」といわれたけど、みんな興味津々で窓から外をみて校門の所をみてたら、まだあの先生が、門の横の木下に立っていて・・・。

先生達は、その木から、あの先生を降ろしていた。

昨夜から降った雪で、あしもとが埋まって、「浮いている」のがわからなくなってたんだよ。
寒さで、あまり顔を上げずに挨拶した=ちゃんと先生を見ていなかったことと、先生が俯き加減(吊ってる)なのは、ばつが悪いから?と思ってたのとで生徒達は気が付かないまま、首つり死体に挨拶してたわけだ。

中途はんぱな終わりですみません。
実話です。

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