当方、資料室配属ではないのだが、ひょんな事情から職場の事件簿を何冊か見る機会を得た。
この板に相応しい心霊事例みたいな不可解なものはワンサカあったけど、敢えて非心霊の事例を報告いたす。
覚えてる範囲から簡潔に言うと、「昭和61年に開放病棟で、入院患者(病名・性別・年齢は不掲載)が側管タイプの点滴に水銀を混入されてあぼーん」。
流石に医療ミスでは起き得ない事だし、下手人も不明。
動機も予測不可能。
余人がだいたい想うことだろうから先回りしておくが、現場は当時もそれ以前も精神科病棟ではなかった。
入院中で点滴の必要な人間にそういう事をする者が存在したということ。
これが洒落にならない怖い。