懲役15年は短い・・・

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

後味の悪い事件で思い出すのが99年に文京区で起きた幼女殺人事件。
最初「お受験殺人事件」と呼ばれてたのでそっちのほうがピンとくるかも。

被害者の女の子の母親が犯人をいじめていたと報道があったので、まるで被害者の母親が事件の元凶みたいに世間に叩かれたりしたけど、良く調べてみると犯人の女の特殊な性格と考え方のせいで普通の感覚の人が聞いたらなんでもないことが悪意に受け止め我慢できなかったとか。

で、懲役15年に決まった犯人に両親が民事で損害賠償の請求をして、毎月22日の月命日に約8万円ずつ分割で20年かけて支払うよう決まったのに犯人は無視しているという。

【文京区幼女殺人事件】
1999年11月22日、東京都文京区音羽にある音羽幼稚園において、同園に通園している長男B-1を迎えに、B-1の母B(Wさん)はB-1の妹B-2を伴って同園を訪れた。

母Bが他の園児の母たちと談話中にB-2(当時2歳)が行方不明になり、母親たちと幼稚園の職員がB-2を捜したが発見できず警察に通報した。

警察は2歳のB-2が一人で遠方へ移動することは困難と考え、何者かがB-2を略取・誘拐、監禁している可能性があると判断し、公開捜査を開始した。

1999年11月25日、同園に長男A-1が通園しているA-1の母A(35歳)は、夫に付き添われて警察に自首し、B-2の殺害と死体遺棄を供述した。

Aは被害者の遺体を静岡県志太郡大井川町(現・焼津市)にあるAの両親の自宅に隣接する山林に埋めたと供述し、警察がAの供述に基づいて遺体を発見、B-2の両親が遺体をB-2であると確認し、警察はAを殺人と死体遺棄の被疑者として逮捕した。

Aは11月22日、長女A-2を伴って長男A-1を迎えに同園を訪れた時に、偶然一人で遊んでいるB-2を目撃し、B-2がB-2の母Bや他の園児の母たちから目視されていない状況を利用して、B-2を同園に隣接する寺の境内の公衆トイレの個室内に連れ込んで身に着けていたマフラーで絞殺し、持参していた黒い大きなバッグにB-2の遺体を入れた。

B-2が行方不明になりB-2の母Bや他の園児の母たちと幼稚園職員がB-2を捜索している時に、Aが長男A-1と長女A-2を連れて帰宅する所にBと偶然遭遇し、BはAにB-2の行方を知っているか尋ねたが、AはBの質問に対してB-2のことは「知らない」としらばっくれた。

その時Aは既にB-2を殺害し、大きなバッグの中にB-2の遺体を入れて帰宅する所だった。

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