夏の半ば頃、近くの踏切で人身事故があった。
亡くなったのは小学四年生の男の子で、友達と遊んでいた時に誤って線路に進入してしまい轢かれてしまったのでは無いかとのことでした。
そんな事故があってから二週間後、その踏切の近くに設置された自販機で異臭騒ぎがあった。
管理者がその自販機を点検をして中を調べると、取り出し口の中から人間の頭部の一部と思われる肉片が発見されたそうです。
すぐさま管理者から警察に通報され操作の結果、発見された肉片は二週間前に事故で亡くなった少年のものだと判明したそうです。
新聞によると事件性は無く、事故に遭った時に飛び散った肉片が偶然自販機の中に入ってしまったのでは無いかとのことでした。