大学の時、福祉系の仕事につきたくて、コネ作りのために福祉系公的施設でバイトしてたんだが、そこでやらされたのが、福祉資金を貸した相手に対しての督促状の封入。
何故か入り口近くの小さな会議室でやれと命令されて、人が入るたびに風が吹き込んできて書類が飛ぶし、狭いしで、奥の広い会議室も空いてるから”そっちでやらせてほしい”と伝えたら、「絶対ダメ」と拒否された。
後日、教えられたのは、督促状の封入を以前、奥の会議室でやっていたところ、いきなり「死んでまで金返せと言うのか!!!」とバイトが暴れだしたことがあったらしい。
その翌年も「死んだら借金はチャラだろ!」と別のバイトが暴れて、三年目からは奥の会議室での督促状の封入が禁止になった。
ちなみに、そこは裏手に墓地があって、一部その敷地を譲ってもらって建てたものなので、もしかしたら、借金取りに追いつめられて死んだ人の霊が督促状の反応でもしてるのかも、と勝手に妄想してる。
職場のオッサン曰く、最近はサラ金ですら年収の1/3くらいしか借りられないけど、昔は普通の会社員が数千万の金をサラ金から借りれた時代もあったと言ってた。