お初です。
ふと思い出した話しを一つ。
文才はないので、温かい目で見てください。
小学生の頃、とある家にあるコックの置物があったんです。
当時の低学年の間でとても話題になっていました。
話題の詳しい内容は、「火曜日と木曜日にそのコックさんと目が合うと、腕を千切られて死んじゃうんだって。」・・・そんな内容でした。
当たり前の事だが、これは、花子さんみたいな低学年が作った怪談話なわけで、本当なわけが無いと、そう思いますよね。
そんなある日、ある話でクラスが盛り上がった。
クラスメイトの一人が「昨日、コックと目があったんだ、でもほら、俺なんともないぜ」そう、言い出したんです。
・・・小さい子って、誰かが言い出したら、自分も自分もってなりますよね。
次の日からどんどん噂が増えてきて、「私コックさんと目があっちゃった!そして、私を追っかけてきた!」とか、話がどんどん大げさになっていったんですよ。
それから、半年くらい後になって、その噂はほぼ、消えかけていました。
ですが・・・最初に噂を言いだしたクラスメイトが、長期休みの時、不慮の事故に遭って亡くなったんです。
その死に方があまりにも噂と同じだったそうで・・・。
両腕が事故の衝撃とかで千切れていたそうです・・・。
ただの噂からこんなことになるとはね。
本当に洒落にならないです。