私の経験した怖い話書いてもいいかな。
今まで誰にも話せなかったんだけど、少し話してみる。
私の家って幽霊とかみえたりするっぽくて、私がはじめてみたのは小学生の頃。
じっちゃんの家(山奥の村的なところ)に夏休み帰ってたの。
じっちゃんの家は結構でかくて、柿の木を植えていたのね。
そこに全身真っ青な服を着て帽子を深くかぶってる人が立ってたの。
郵便の人かな?って思って、郵便の人に近寄ろうとしたら、じっちゃんが「見るな」って言って私の目を手で塞いだのね。
訳がわからないままじっちゃんの家に入って一日外に出してくれなかったの。
後から聞いた話で、悪い霊らしく私を連れていこうとしてたんだって。
それから何度も見えるようになって、修学旅行先とか学校の通学途中とか塾帰りとかよく霊と遭遇してたの。
地元にいるうちは私の友達とかがよく助けてくれたの。
前あったのが、友達に「○○!(名前)」って呼ばれて腕をひかれたの。
そしたら私の目の前スレスレでトラックが突っ込んできたの。
友達に「なんでいきなり歩き出したの!」って怒られたんだけど、私は確かに立ち止まってたし動いてなかったの。
友達とも学校の話だってしてたのに、それを言ったら、私は一人でいたみたいでいきなり赤信号を歩き出したって言われたの。
私の周りで良くないことが起きてる!
ってその時感じたのね。
↑までが中学の時。
高校にあがると同時に、私トラックにはねられたのね。
両足ぐちゃぐちゃになって入院。
事故をした時に見たのはさ、黒髪の女性なの。
ぼんやりとした意識の中鮮明に覚えてる。
退院してからもその女の人につけられているみたいで、事故にあったり、目の前に物が落ちてきたり・・・。
怖かったのは実家に一人で留守番してたとき、いきなりキッチンから炎があがったかこと。
火を付けっぱなしにしてたわけでもないし、火のつくようなものも周りに置いてなかったの。
でも勢いよく炎が燃え上がって火傷をおったことがあるな。
親も霊感があった人だから、私の異常事態に気づいたみたいでお寺に行ったの。
でも、祓ってはくれなかった。
「○○さん。酷な事を言うようですが、あなたについているのはあなたの家を恨んでいる女の呪いだ。祓えるほどなものでは無い。よく今まで生きてきたね。」
そうお寺の人にも言われたの。
呪いが私になぜ来たのかはわからないけど、私が死んだら家族の誰かにいくらしい。
数珠やお守りを持っても割れたり、壊れたりして効果なし。
今19だけど長生きしそうにないらしい。
最近体のあちこちが悪くなってきてるみたいで、今この文を親に書いてもらってる。
もう、しゃべることも体を動かすこともきつい。
死を待つだけになってしまったの。
霊感強いって得じゃない。
多分その女の人は私が見えるって分かってとり憑いたんだろうな。
唯一の愛娘なのに、娘の命を奪われそうなのです。
人生で一番恐ろしい話ですよ。