自分が死ぬことをわかっていた

カテゴリー「怨念・呪い」

私の友人の話です。

友人には一人暮らししている兄がいたのですが、5月末くらいに兄から妙な電話が来たそうです。

兄は猫に自分が死ぬと予言されたからもうすぐ死ぬかもしれない、みたいなことを話したそうです。

それが早朝に来たものだから、友人を初めとした家族は変な夢でも見て寝ぼけてるんだろう・・・とあまり大事には考えていなかったようです。

実際、友人も私にこの話をネタとして話していました。

ところがその晩、兄が交通事故を起こしたと連絡が入りました。

兄は足の骨を折ったようで、少し入院することになったそうです。

母が着替え等を渡しに病院へ向かったけど元気そうだったと友人は言っていて、見舞いに行く必要もないと笑っていました。

ですが今月に入った頃、兄は突然意識不明になりそれから亡くなりました。

事故に遭ったとき兄は頭も一緒に打っていたようで、脳に異常をきたしていたそうです。

それが時間が経ってたから急に来たようで、兄も頭のことは病院に言ってなかったらしく特に検査もしなかったそうです。

友人は学校を早退して病院へ向かいましたが死に目には会えなかったようで、見舞いに行けばよかったと泣いていました。

それで思い出したのが早朝に兄からかかってきた電話でした。
友人は兄が自分の死期を夢で予知していたんじゃないかと言ってます。

夢だと思って家族の話を流していたら笑えないことになるかもしれない、と友人の話を聞いて思いました。

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