自分自身は霊感ある方では無いけど(幼い頃はよく何も無いところを指差しながら泣いてたらしけど記憶にない)親戚には見える人がいて、信じてもらえたからとりあえず書いてみる。
たまたま出先で思い出した。
中学の修学旅行で仲のいい友人5人で班を作って京都市内を回ったんだが、稲荷大社に行った時の話。
M◯タクシーで回ってたんだが、雨が降りそうで傘を貸してもらった。
かなり楽しみにしてたが予定も押してたし、降られる前に帰ろうって話になってやや急いで見て回ってた。
本殿も参拝したので、例の千本鳥居を通って帰ってたんだが、借りた傘が何かに引っかかったみたいで落としてしまった。
拾って顔を上げると誰もいなくなってて、もともと後ろの方を歩いていたし、人も少なかったんで単に置いていかれたかなと思って、走り出そうとしたら、急に鳥居の隙間から風が吹いてきてよろっとなった。
説明できないが何故か風が吹いて行った方をパッとみると林の奥に白い狐が一匹座ってこっちを見てた。
明らかに目があってたと思う。
特に怖くも感じなかったけど、この世でも無いような不思議な感じだった。
どれくらい見つめてたか分からないけど、不意に後ろから友人に「オイッ!何ボーとしてんだよ」って肩を叩かれて振り向いたらみんな待ってた。
また狐の方を見ると何もいなくてただの林だった。
帰りながら友人に話をしてら半ば信じてくれたような微妙な感じだった。
未だにあれが何を意味してたのかは分からないけど、あれから稲荷関係は信じるようになった。
以上、これが経験談。