以前、都市伝説JAPANでは【都市伝説】コカ・コーラの原液のレシピは世界で2人しか知らない・・・という都市伝説を紹介した。
コーラにまつわる都市伝説は「コークロア」と呼ばれ、全世界でうわさされている。
コーラが世界中で愛されている証拠なのだろう。
今回紹介する都市伝説は「コーラを飲めば下痢や吐き気が収まる。」という話。
海外ではコーラが”治療薬”として使われている。
「下痢や吐き気を治すにはコーラを飲めばいい」
冗談にしか思えないこんな話だが、一部の国では医者も真剣に信じているという。
この話のきっかけになったのは「味博士の研究所」というニュースサイトが2016年2月9日に配信した「アリエナイ常識!欧米ではコーラで下痢や吐き気を治すらしい!?」というコラム記事だ。
この記事が21日にポータルサイト「excite」に取り上げられたことで改めて注目を集め、ネット掲示板などで大きな話題を呼ぶことになった。
「下痢した時はコカ・コーラ飲んだら結構短時間で改善した」
「消化不良にはコーラは効くよ。なんか炭酸飲むと刺激で胃が活発に動くらしい」
「食べ過ぎて胃もたれするときはコーラとか炭酸飲むと収まる」
「うちの母親もコーラは風邪薬だよって言ってた」
「頭痛にはコーラと決まっている」
などなど、コーラを治療薬として使っているというユーザーの声は意外に多く集まっている。
実際の医者に話を聞いたところ、確かに炭酸水が胃腸に入ることで臓器を刺激して、下痢の症状や吐き気、腹痛などを緩和する可能性はあるという。
だが、医者でも「コーラが万能薬になる」なんて話は聞いたことがないという。
完全に嘘だろうと思ったが、興味深い話が耳に入った。
実はペプシ・コーラの名前の由来は消化酵素の「ペプシン」を材料に使っているからだという。
日本でペプシを売る、サントリーの担当者は「確かにペプシのルーツは消化不良の治療薬にありまして、商品名も消化酵素の『ペプシン』からとったものです」という。
しかし、下痢や吐き気を緩和する効果があるかについては、「ペプシコーラは清涼飲料水という区分で販売しているため、効果や効能はうたっておりません」と語る。
もしかしたら、ペプシ・コーラに含まれる消化酵素が一部の人の胃腸に効きそれが都市伝説化したのだろうか。