あの時みたいにね・・・

カテゴリー「都市伝説」

結構有名な話です。

『かずお』(男)と『まゆみ』(女)は周りから見てもお似合いのカップルでした。
二人が付き合い始めて三年が経つ頃、二人は大学を卒業。
『まゆみ』は大学の親友の『陽子』(女)と同じ会社に就職し、「そろそろ結婚したい」と話していた矢先・・・。
『陽子』と飲みにいった帰りに酔っ払って川に落ち、死んでしまったんです。

道から落ちるとコンクリの土手に先に当たって、大怪我したまま川に落ちる為、泳げるはずの『まゆみ』も死んでしまったのです。

『陽子』から『まゆみ』が結婚したがってた事等を聞き、『かずお』は悲しみ、落ち込みました。
『陽子』は責任を感じて『かずお』を励ますよう努力・・・。
そして二人はいつしか付き合う様になっていました。

『まゆみ』の死後三年が経つと『かずお』と『陽子』は結婚して女の子が生まれました。
二人はその子に『さつき』と名づけ、可愛がりました。

だが、『さつき』はあの、死んだ『まゆみ』に似ていたのです。
だが『かずお』は『まゆみ』の事など『さつき』には一切話しませんでした。

ある日『かずお』と『さつき』が二人でいる時こういいました。

かずお:「さつきはどんどん『まゆみ』に似てくる。『陽子』も気付いているだろうな」

すると『さつき』は「『陽子』は私を殺す気よ、あの時みたいにね」と・・・。

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