入浴中にウトウト眠りそうになったことはないだろうか。
体が温まり、気持ちよくなり眠気がきたと思っている人もいるが、ウトウトしてしまうのは,
眠気ではなく失神しようとしているからである。
湯船につかり、体を温めることで副交感神経が活発になる。
副交感神経はリラックスを促す神経で、車でいうブレーキの役割がある。
副交感神経が活発になると、リラックスすることができる。
リラックスした状態で、体も温まっているため、眠気でウトウトしているように感じてしまうが、これは大きな間違いである。
実は、お湯につかることで心臓が圧迫され、血圧が下がる。
体が温まり、副交感神経が活発になるころには、頭に十分な血液が回らくなり、頭の神経の働きが鈍く、失神寸前の状態になる。
入浴中は眠たかったのに、上がると逆に目が冴えて眠れなくなるのはこのためである。