饅頭の怖い話

Aさんは、二人の子持ちです。

ある日、学校から帰って来る二人の子供のために饅頭を一個おやつとして用意しました。
傍には「二人で仲良く分けること」と置き手紙をそえました。

そして出掛けました。

出掛けた先で息子の友達の母親に会いました。
すると、その友人の母親はこう言うのです。

母友:「ちょっとー奥さん聞いて聞いて!さっき駅前のスーパーで出たのよー」

するとAさん不思議に思って聞き返します。

Aさん:「何が?」

母友:「何がって奥さん!今話題の毒入り饅頭よー!恐いわねー!」

とまぁそんな感じで長話は続きました。

買い物も終わり、Aさんは帰宅しました。
すると、居間の方からウメキ声がします。

行ってみると、二人の息子が苦しみ悶えていて、さっき聞いた話が頭をよぎりました。

Aさんはもう取り乱し、急いで救急車を呼ぼうと電話をかけました。

しかし、人間というのは取り乱すと自分の行動すら制御出来なくなるのです。

信じられない事ですが、Aさんは電話本体(当時は黒電話)を耳にあて、「Qちゃん来て頂戴!」と連呼していました。

しかもかけた番号は117。
居間に戻ったAさんは二人に言いました。

Aさん:「今Qちゃん呼んだから頑張るのよ!」

その瞬間次男が大きく息を吸い込むとどうじに、泣き出しました。
すると長男も大きく息をすいこみ、叫びました。

長男:「やったー!勝った!今度からぜんぶ饅頭はわいのもんやー」

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