そんなところから手が出たらやばい

カテゴリー「都市伝説」

昔近所の小料理屋の角煮にハマってその店に通ってた頃の話。

その夜も角煮と酒を堪能し歩いて家に帰っていたんだが、何故か遠回りしたくなり人気の無い田んぼ道を歩いていた。

で、田んぼのど真ん中に自販機があるんだが、前から何故こんな田んぼのど真ん中にあるのか不思議に思ってた自販機だ。

そして自販機の前まで歩いてきた俺は喉が渇いていたのでスポーツ飲料を買うことにした。
でもお金を入れてボタンを押してもペットボトルが出てこない。

(詰まったかな?)と思い自販機に散々蹴りを入れた。(ごめんなさい酔っぱらってましたw)

しばらく蹴りを入れた後それでも出てこないので諦めて家の方向へと歩き出した。
すると背後から「ゴトン」ってペットボトルの落ちる音がした。

(今頃出て来やがったかw)と思い自販機のほうへと戻って取り出し口を覗いた。

ペットボトルがそこにある。そして取り出そうと手を伸ばした瞬間、中から手が出てきてペットボトルを掴み自販機の中に手は消えていった俺のペットボトルとともに(えっ?)って感じでしばらく固まっていたのだが、特に怖い感じはしなかったので「おらー!俺のだー!返せー!!」と叫んでから蹴りを入れようとした。
でも蹴り入れなかった。

その時気づいたんだがさっきまでゲロゲロ泣いていたカエルの声が一切聞こえない。

(んー飲みすぎたな今夜はw)見なかったことにして足早に自販機から離れた。

歩いている間その静けさが凄い怖かった事を覚えている。

自販機から100mほど離れると、いきなりカエルが泣きだして腰が抜けそうになった。

その後何かあるわけでもなくペットボトルが返ってこなかったってだけの話。

あんまり怖くないねwでもさ・・・。

150円返せやーーー!!

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!