カテゴリー「心霊・幽霊」
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地下の丸穴(後偏)

※このお話は「地下の丸穴(前編)」の続きです。 そして階段を降りる足音が聞こえてきました。 限界でした・・・。 階段を降りきるまで15秒とかからないでしょう。 私はBの腕をギュッと掴みました。 階段を降りる足音が中間地点 [続きを読む]
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地下の丸穴(前編)

※このお話には「地下の丸穴(後偏)」があります。 これは17年前の高校3年の冬の出来事です。 あまりに多くの記憶が失われている中で、この17年間、わずかに残った記憶を頼りに残し続けてきた。 メモを読みながら書いたので、細 [続きを読む]
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商業施設の地下一階

その日は仕事帰りに、自宅近くのショッピングモールに買い物のために寄りました。 時刻は20時過ぎだったと思います。 そのショッピングモールは、地方の商業施設なのですが、普段着などのちょっとした買い物にはとても便利なので私は [続きを読む]
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おばけなんてないさ(後編)

※このお話には「おばけなんてないさ(前編)」の続きです。 上京の時のようには、大学生活は上手くいかなかった。 まず、一番問題になったのが、実家の熟練中居の息子さんと同期入学だったこと。 自分もうちで働くつもりでいたらしく [続きを読む]
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おばけなんてないさ(前編)

※このお話には「おばけなんてないさ(後編)」があります。 長い話になるよ。 まとめようと思っても、なんか言い足りないくらいでさ。 頭良くなくて、デブなやつがいたとするでしょ。 そいつがもし、小学生で大人が驚くほど歌が上手 [続きを読む]
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死んだときのためのメッセージ

会社の同僚が亡くなった。 フリークライミングが趣味のKという奴で、俺と凄く仲がよくて家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。 Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で休みがあればあっちの山、こっちの崖へ [続きを読む]
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幽霊を視る方法

まだ私が学生だった頃、幽霊が大好きだった。 いわゆる心霊マニア?ってやつだ。 よく地獄先生ぬ~◯~を読んでいてある時、載っていた幽霊を視る方法が目に付いた。 漫画ではU時型磁石に糸をくくりつけて暗い場所で吊してそれを見つ [続きを読む]
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マンホールが怖い理由

昔、警備会社の夜勤をやっていた時の話。 多くは国道の道路工事の現場で、車通りの多い道で騒がしい音の中働いていた。 ある日、珍しく裏道の仕事が回ってき来た。 その細い裏道は、臨時の水道工事の関係で、車が通れなくなっていた。 [続きを読む]
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仏教が定着しなかった土地

えっと、俺の親の実家の墓には、明治以前の遺骨が入ってない。 何故かというと、その実家がある山奥の集落には独自の土着信仰があって、なかなか仏教が定着しなかったから・・・というか、明治まで寺という概念がなかったらしい。 その [続きを読む]
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生臭い理由

数年前、大学生だった俺は先輩の紹介で小さな診療所で宿直のバイトをしていた。 業務は見回り一回と電話番。 あとは何をしても自由という、夢のようなバイトだった。 診療所は三階建てで、一階に受付・待合室・診察室兼処置室、二階に [続きを読む]