カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

明日からは来ないでね・・・

毎年夏、俺は両親に連れられて、祖母の家に遊びに行っていた。 祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、田んぼと畑と雑 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

悪魔を操る女

俺は高校生で、電車通学。 瀬戸内海に面したとある県に在住している。 俺自身は特に霊が見える訳ではないが、近所に住むおばちゃんが結構な霊感の持ち主で、今からする話はそのおばちゃんに聞いた話を少しまとめたもの。 その日は朝か [続きを読む]
カテゴリー「心霊・幽霊」
心霊・幽霊

死に装束

通夜が19時なので、式場移動の18時までには納棺を終わらせないと行けない。 17時に式場の控え室に着き、挨拶もそこそこに親友の母のご遺体へお参り。 友達の遺族の方々に納棺に立ち会うか聞くと、みんな遠慮すると言った。 死に [続きを読む]
カテゴリー「怨念・呪い」
怨念・呪い

大飢饉の惨劇

牛の首の怪談とは、この世の中で一番怖く、また有名な怪談であるが、あまりの怖さ故に、語った者、聞いた者には死が訪れる・・・。 よってその話がどんなものかは誰も知らない、という話。 私も長い間はこんなのは嘘だ、出鱈目だ、一人 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

全く使われていない地下フロア

昔、エレベーターの点検員をしていた時の話。 駅前のお客の雑居ビルに、先輩と2人で向かった。 とりあえず管理人に挨拶して、各階のドア前に点検中の札はって点検開始。 ピット(空洞)内の底面を掃除しようとして、エレベーターを2 [続きを読む]
カテゴリー「日常に潜む恐怖」
日常に潜む恐怖

自分が助かったかは未だに謎

いつものように駅のホームで電車を待っていた。 電車待ちの列に並んでいると、後ろからトントンと肩を叩かれた。 振り返って見ると変な格好の人がニコニコしながらこっちを見てた。 その人、今時居ないような格好をしていた。 紳士服 [続きを読む]
カテゴリー「不思議体験」
不思議体験

船が沈没を免れた理由

私の母に聞いた話です。 うちの母の実家は漁師をやっていて、船を出しています。 私の母が高校生くらい・・・というので30年以上昔の話です。 母の住む町の男達がいつものように船を出しました。 帰りぎわ、海が荒れてしまいました [続きを読む]