月: 2017年9月
不動産屋は絶対に見てしまう
不動産屋時代の話。 家を売りたいという話が来たので、査定がてら訪問にいった。 玄関先にゴミが置いてあったり、庭木が好き放題になっていたりして一見して、手の入ってない荒れた家だった。 [続きを読む]
戻って来る事は絶対にない
キメラ・ハウスは、主にアメリカ合衆国で語られる。 共通する形式としては、深夜、3階建てから5階建て程度の巨大なビル内で、(遊園地にあるような)乗り物に乗って様々な恐怖をくぐりぬける [続きを読む]
霊って意外と薄っぺらい
ある時、夜中にうなされて家族がとても迷惑しておる女がおった。 私はやたらとそういう人に「友達になりたい」的な告白をされる。 で、社員旅行中にも出た。 だから、女に憑いた霊だったにち [続きを読む]
死んでやっと自由になれる
これはうちのじいちゃん(既に逝去)に聞いた話。 じいちゃんは鉄工所をやっていた腕利きの職人だった。 じいちゃんが若い頃、(多分戦後間もなくだと思う)仕事の得意先に製氷所があったそう [続きを読む]
大菩薩嶺(峠)での怪
何年か前の大菩薩嶺(峠)山行のお話です。 我々4名は裂石登山口から2時間ほど歩いた見晴らしの良い場所を選んで小休止をとりました。 湯を沸かしお茶を淹れていると、シクシクというような [続きを読む]
祈願してはいけないところ
ハイキング中に見つけた奇妙な神社。 谷底の道の両脇に鳥居を構え、急斜面に石段を積み上げ、向き合っている神社。 まあ、急ぐ山行ではないので、まず右側の石段を登り始めたが、気まぐれを起 [続きを読む]