後輩が話してくれたんだけど…ちょっと怖かったので紹介。
そいつは結構心霊スポットとか好きなやんちゃだったそうで、その日も地元の心霊スポットへ仲間四人(計5人)と車で向かったそうな。
後輩の地元はピーマンで有名な県と聞いている。
その心霊スポットは自殺の名所として有名な滝で、5人は滝の近く、公衆電話のボックスの近くで車を停めて滝まで歩いていった。
皆緊張していたので、こういうときに携帯が鳴ったらビビるからと言って皆で電源を切ることに決めた。
仲間を仮にA(後輩)、B、C、D、Eとして、C、D、Eは携帯を切り、更に車に置いて出発した。
しばらく歩いていたらAの携帯が鳴った。
皆で切った筈なのに1人だけ何やってんだ、と場がしらけてしまい、本人も切ったはずだったので何で?と思い携帯を開くと着信はBの携帯からだった。
B調子のんな!とBの携帯を開くと、電源は切れたままだった。
一同ゾッとしつつとりあえず携帯を確実にきり、先へ進む。
すると今度はBの携帯が鳴った。
その着信は車に置いてきたCの携帯からだった。
こりゃヤベェ!と結局滝へは行かず、折り返し車へ戻った。
仕方ないので車のところでムービーを撮って帰ったが、そのムービーには近くにあった電話ボックスで人が受話器をもって電話をしている様子が映っていた。
しかしその日、後輩達以外は誰も居なかったという。
別の日にその滝へ行った友人も同じく電話がかかってきて、出てみるとひたすら滝の落水音のような音が聞こえていたらしい。
また、別の友人が複数で行ったところ、友人の1人がフラフラと川の方へ近寄っていく。
あんまり調子のるなよ、と言いつつ止めずに見ていると川の中に入っていく。
大分水に浸かるまで行った頃さすがにヤバイと止めにいったら、泡をふいて白目をむきながら歩いていた。
慌てて連れ帰り意識が戻ったところで聞くと川の真ん中辺りで女の人が手招きをしていたそうだ。
そんな滝はその県では有名な観光スポットなんだって!