高校のとき軽井沢での軽い目撃談。
泊まったホテルは新館と本館が別棟で、敷地の右手は森でした。
夜中に独りで本館のゲームコーナーに向かって歩いていたら、森の中、自分から5mほど離れた視界の端に、白い影がスッて通ったんですよ。
非常階段のマークってありますよね?
そのシルエットなんです。
こう、腕と足を曲げて静止した一枚看板みたいのが、音もなくスッと。
ただし大きさは2mくらいで、浮いてて。
ああいうときって、なんとか論理的に説明つけようと脳がフル回転するもんですね。
自分は「さっき向こうの峠を降りてた車のヘッドライトが網膜に焼きついた」説を一瞬で頭につくり上げて、ビビリが足に出ないようそおっと歩きました。
しかし、森を曲がった瞬間、また視界の横を2mの非常階段のマークがスッと。
陸上部所属の名に恥じない猛ダッシュを見せましたよ・・・。
余談。
当時は非常階段のマークではなくて「ハリックス55の絵」といってました。
本館で脱ぎマージャンゲーをしていた友達のとこへ走り込んで「ハ、ハリ、ハリックスゴーゴーがっ」と叫んだ自分。