死んだ無数の魂が変異する

俺の体験談で実際に体験した話。

作り話じゃないから怖くないかもしれないが、個人的に洒落にならない話だなぁと思ったので投稿させていただく。

俺には尋常じゃない霊感があって近くに霊が集まるところがあると凄い寒気と吐き気に襲われるんだな。
いわゆる霊感は凄いけど戦う力がないってやつ。

反射神経はずば抜けていて頭も天才的なんだけど、力がないタイプ。
大学に住むために引っ越したときの話なんだけど、引っ越して住み始めたその日に冷蔵庫と流しの隙間をカサカサ伝う黒い塊を見つけたんだ。

最初はゴキブリかな?と思ったんだけど、ゴキブリごときは手で潰せるタイプだったので気にしなかった。

ところが、ある日昼寝してたときに壁から「ぎょぎょぎょわぁああああああっっつつつ」って悲鳴にも似たうめき声が聞こえてきて、寒気と吐き気に襲われたんだ。

ああ、この部屋ヤバいヤバすぎる、と思った。

けれど、引っ越してきてすぐまた引っ越すだけの資金はなかった。
どちらかと言えば裕福な家だったが母親が倹約家だったためだ。

そんな生活を続けていたある日気づいてしまったのだ。
自分のうちの裏に精肉加工場があることに・・・。
あれは精肉加工場で死んだ鶏の霊だったのか、そんなことを考えた。

そうして引っ越してからとうとう半年が経ったある日のことだ。
部屋に入った途端、急に冷気のようなものが入っているように感じた。

これはいるな・・・と、思いその日は友達の家に泊まり、次の日の明るい時間に部屋に帰ってきて部屋の中を探してみたんだ。

すると、冷蔵庫が開けっ放しになっていて、冷気の元はこれだったのか・・・と笑ってしまった。

その日の夜、喉が渇いて冷蔵庫に飲み物を買いに行ったんだが、冷蔵庫の横にいたんだゴキブリが・・・。
で、とっさにゴキブリを新聞紙で潰したんだが潰した刹那に「ぎょぎょぎょぎょぁああああ」って鳴き声が聞こえたんだ。

死骸を確認してみるとゴキブリじゃなかった。
いや、ゴキブリなんだけど似てひなるものだった。

嘴のついた鳥類のようなゴキブリに一瞬見えた。
だが、近くでじっと観察してみるとただのゴキブリだった。

裏の精肉加工場で死んだ無数の鳥の魂が地下の下水の生物に憑依して一般家庭に流れ込んでくるのだろう。

子供の頃からたくさんの霊を見たがこれは洒落にならない話だった。

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