妹の話。
学校の大掃除の日のこと。
部室の裏でなにげに一人さぼっていた妹は、
窓ガラスに指で絵を書いて遊んでいたらしい。
すると誰かが妹の真横に来た。
おさげ髪なのが、正面向いていてもわかったので、
友達と思って落書きしつつ話し掛ける妹。
しかし、返事なし。
ふと、横を見ると誰もいない。
腰がぬけて泣きながらみんなのところへ行ったそうだ。
後でよく考えてみると、おさげ髪に冬なのに夏の制服だったらしい。
後日、友達が学校コックリさんをしていて、
そんなことがあった後なので妹は見学してただけだったが。
5円玉(十円だっけ?)が意味不明の言葉をさし続けた後、
「マイコトモダチマイコトモダチマイコトモダチ」
と指し始めて止まらんかったみたい。
妹ガクブル&大泣き。
マイコはもちろん妹の名前です。