私は霊感はないと思いますが、子供の時の不思議な体験です。
小2の夏休み、2階の自分の部屋で夏休みの宿題を広げていた。
実家の周りは本当に田舎で田んぼと道路、川があるだけ。
出窓から外を眺めたら、前の道を白いビニール袋みたいなやつが揺れて動いてました。
「ビニール袋??でも動きが変」と気になり、ジッと見てると、物凄い高速で家の前の道路を行ったり来たりし始めました。
「お母さん呼ばなきゃ!」と思うけど、目が離せない、声も出せない。
顔は半笑いだったのは自分でも覚えてます。
その白い揺れてるやつが一瞬見えなくなった時、急いで1階へ駆け下り、母に「変な物が凄いスピードで動いてる!」と伝えました。
それから母と前の道路を確認しに行きましたが、何もなく「早く宿題やりなさい!」と怒られて終わりました。
くねくねの話を読み、もしかしてアレも??と思いましたが、私は見ただけで何もありません。
でもビニール袋より大きく、動きは生き物でした。
同じく小2の時。
壁と天井の隙間から赤い何かがにゅーっと出てきました。
大きくて赤い→「赤鬼だ!」と思った私は、怖くて動けなくなりました。
その赤い何かは、丸い野球ボール位のグチャグチャした物を投げてきました。
でもすごく遅い・・・。
私にボール?が届くまで1分くらいかかりました。
やっと届いたそれは私の手を擦り抜け、壁へ吸い込まれました。
振り返ると赤い何かも消えており、今も何だったのか不思議です。
それから成長して高校生の時。
何故か夜中に出窓のカーテンを開けたところ、暗い空に浮かぶオレンジ色の球体。
「??パチンコ屋のバルーン??」と思い、ボンヤリ眺めたけど、フィリピンから来たお嫁さんが田舎すぎる!と帰国しちゃう位の田舎です。
パチンコ屋なんて無いし、何よりバルーンみたいに揺れたりしてない・・・。
空に貼り付けたみたいに微動だにしない・・・。
怖くなってカーテンを閉めて布団に入ったものの、気になって仕方ない。
そっと布団を出て、出窓の下まで移動。
勇気を出して「うわぁぁぁあーっ!?」と威嚇しながら、カーテンを勢いよく開けました。
ただの夜空でした。
UFOでしょうか?
同じく高校生の時。
運動をやめたのに、同じ食事量をして順調なデブになりました。
頭にカラスの糞を落とされたのに気付かず半日過ごし、家族から「頭皮にも脂肪が付いてるから気付かないんだろ!」と言われて、さすがにショックでダイエットを始めました。
食事を1日1食、増えるワカメちゃんだけ・・・という無茶なダイエットをしてしまいました。
体重が40㎏になっても、痩せたという感覚はなく、もっと痩せれる!とダイエットを続けました。
夜、布団に横になった時、すっごく安らかな気持ちになり「あ、これ明日の朝目覚めないかもな・・・」と覚悟して寝ました。
そしたら、顎を誰かに掴まれて、思いっきり引っ張られました。
目を開けると死神みたいな黒い人がいて、そいつが私の顎を掴んでいました。
黒い人の後ろには光があり、その光に当たるとフゥーと力が抜けます。
まるで春の陽射しのような。暖かくて気持ち良い光でした。
その力が抜けた瞬間に、また黒い人が引っ張ります。
ぶりゅりゅりゅーんって感じで(コンニャクゼリーを出すみたいな)体から体が抜けます。
思わず手足を体の内側に引っ掛けて耐えました。
半分体出てます。
遠慮なく頭を引っ張る黒い人。
引っ張りと光に耐える私。
5分くらい頭を引っ張られて、黒い人が手を離した時、バツン!!と体が戻りました。
死神だったのでしょうか??
当時は凄く不思議で怖かったです。