それは伯母からのプレゼント

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媚薬・エロティカセブン

まとめサイトの過去ログを最近見ていて、今回はじめて自分で書き込み。
宝くじの当選番号が最近発表されていたので、思い出した些細な偶然話なんだけど・・・。

数年前の冬、突然伯母が亡くなった。
年末の寒い日だった。

恥ずかしながら当時の私はお金が全くなく、また地元から遠く離れた土地に住んでいた。
当時働いていた会社は給料日が25日ではなく月はじめ。
年末は正月を挟むため銀行が休みで一週間以上お金が手に入らない。
そして財布の中に格安チケットショップの往復新幹線代ギリギリのお金が残っていた。
このお金を使ったら正月は無一文。
でも仲のよかった伯母にどうしても会いたくて地元に戻った。

通夜と葬式が終わり、数年ぶりに実家に戻った。
家族でしんみりしていたところで母が携帯の留守電マークに気がついた。
どうやら年末~葬式でバタバタしていてずっと放置していたらしい。
たどたどしい手つきで母が携帯の再生操作をしたその時『○○(母の愛称)ちゃん?ねぇちゃんやけど!暇ならお茶でもどうかな思て~!』と。

ついさっき葬式が終わったはずの伯母の明るい声が電話から漏れ聞こえ、家族全員が目を丸くした。

『忙しかったらいいんよ、暇やったら連絡ちょうだい。ほんなら!』

何度聞いても伯母の声。
どんな心霊現象!?と思ったが日付を見ると伯母が亡くなる前日の昼過ぎにかけてきていたのを、母が気づかなかっただけらしい。
驚きつつも、伯母のあまりに楽しげな最後の贈り物?に号泣しながら家族で笑った。

その後形見分けで伯母の持ち物の中で私でも身につけられそうなシンプルな指輪をもらい、30日に帰宅。
実家では食事がでていたので忘れていたが、自宅では買い置きもあまりなく所持金も底をついていたことを思い出した。
しかしどうすることも出来ず、翌12月31日。

伯母の形見の指輪を身に着け、外出。
目的は連番で買っていた10枚の年末ジャンボ宝くじに一枚入っているはずの7等300円を換金するため。
300円あれば食パンが2斤、安売りで3斤買える・・・そんなことを思っていた。

宝くじ売り場のオバちゃんに袋に入ったままの宝くじを渡す。
開封してチェッカーに入れられ、「こちら見ていてください」と言われて電光掲示板のようなものに注目。

トットットット・・・と紙をめくる音。
電光掲示板に300の文字がでた・・・と思った次の瞬間、『13300』

一枚はいつもの300円で・・・その直後に増えた1万3千円は何?
ポカンとしていると売り場のオバちゃんが「おめでとうございます~!こちら1枚の宝くじで5等1万円と6等3000円が当選です!」

5等は下3桁、6等は下2桁の合致で当たる。
これがその年の年末ジャンボでは5等が下123だとすると6等が下23という具合で、1枚の宝くじが1万3千円になった。
そして、新幹線で地元にもどる片道料金が格安チケットショップで1万2970円・・・。

受け取ったお金を持つ手には伯母の形見の指輪が。
単なる偶然だとは思うけど、なんだか『ホンマお金ないのに葬式呼びつけてしもて悪いなぁ~。電車代出すわ~!でもアンタも何年も帰省せんかってんからたまの親孝行思て半分は自分で出しや!』って伯母が言ってるみたいに思えた。

最後の最後まであの人らしい・・・。
そう思うとまた外に居るにもかかわらずボロボロ号泣。
でもお茶目な伯母を思い出してまた泣きながら笑った。

他人からみたらただの偶然なんだろうけど、伯母を知る自分はやっぱり伯母のおかげだって今でも思ってる。

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