千葉県の茂原にあった学校での体験

カテゴリー「怪奇スポット」

茂原と言えば、数年前まで勤めてた古い学校では、普通に霊が見えた。
しかし、その殆どからは『嫌な感じ』を受けず、むしろ穏やかな気持ちになる程であった。

夜、床から天井までの太い柱状の黒い影が、約7~8m位ゆっくり歩いて消えたり、昼間もチェックのスカートはいた下半身だけが立ってたりした。(数人で目撃)

生徒の話は創作の匂いもしたが、職員が1人で休憩中、扉がひとりでに開閉したり「亡くなった先生の声で名前を呼ばれた」と言ってたのには、少々引いた。

他にも様々な出来事があったが、当時は昼夜業務に追われ、怖いと思う暇がなかった。

夜、後ろに気配を感じて振り返ると、ワンピース着た半透明の女がスーッと消えた。
一瞬たじろいだが、思わず「そこで見てるんだったら、(仕事)手伝えよ!」と怒鳴ってしまった事もあった。

寺の孫娘だった生徒は霊感があるらしく、色々と言ってた中で「足袋を履いた足だけが(二重の扉の)一枚を開けて入ってきて茶室の床の間に立てかけてあった古い琴の前で消えた」という話が、もっとも印象に残っている。

古い学校にはよくあるパターンで、墓場→茶畑→学校という土地だったらしく、普通の浮遊霊たちや
元職員の霊だったりしたのだろう。

一度だけ校内で女性(生徒ではない)を膝に乗せていい雰囲気になってたら、部屋の空中に白い綿状の雲が出て来てそれがだんだんと膨らみ、その向こうの電灯を遮り部屋が真っ暗になってしまった。

慌てて「オイ!」と行為?を中断し、指を差したら雲は消えていったが、教室に立てかけてあったギターがダーンと倒れて、そっちにびびって叫んでしまった。

また深夜、残業で1人職員室の机に向かいつつ、机に突っ伏してウトウトしてたら耳元で「ウオーッ!」と叫び声がしたり、きっと元職員か校長の霊が戒めと気合を入れに出てきたのかもしれない。

今から4年前に解体され、現在は更地になっています。

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