JRが国鉄だった時代に、三島-新富士の間にだけ起きる怪現象があったらしい。
鉄道の怖い話、みたいな本で読んだと思う。
確かこんな話だった。
新幹線に乗った男が、トイレで席を離れ、自分の車両に戻ろうとしたらガラガラだった筈の車両が満席、通路まで人だらけ。
自分の席にも誰か座っちゃってる。
どこにも停車してないのに、どうなってんだ?
訳が分からないまま、落ち着こうと煙草を1本吸って戻ったら車両は元通りのガラガラ。
この間、どこにも停車してない。
車掌にこの事を訴えたら「またですか・・・列車が新富士と三島の間を通過する時に限って、たまにあるんですよ。私の乗車した時に起きたのは初めてですがね」と渋い顔で答えられた・・・という話。
理由も分からない怪異だけに、すごく印象に残ってる。