胸糞悪いお話

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

今から15年位前に見たテレビの話。
記憶がかなり曖昧であんまり覚えてないんだけど、こんなドラマがあった。

とあるマンションのごみ焼却炉でゴミを捨ててるおばさん。
ふとした拍子に指輪を焼却炉の中に落としてしまった。

・・・かなり奥に入ってしまったようで、おばさんはおもいっきり身を焼却炉に突っ込んで指輪を探していいる。
するといきなり少女が後ろか現れておばさんを焼却炉の中に押し込めてしまう。
焼却炉の扉を閉め、何のためらいも無く焼却ボタンを押し、おばさんを焼き殺してしまった・・・。(その間、おばさんが焼かれるVあり)

すぐにこの事は事件になるが、少女がその現場にいた事は誰も見ていないので、警察は犯人捜しに奔走する。
一方少女の家庭(おばさんと同じマンション)では、少女の母親も事件を知る事になる。
少女は何事も無かったかのように遊んでいる。

ある時に母親が、少女が炎の中にいる女性が描いてある絵を見つける。
その絵の事を少女に聞くと、少女は無邪気に「あのね、これはね、おばちゃんが焼かれてる絵なの」と答える。
それから何枚も燃えている絵を見るようになる母親。

次第に母親は、焼却炉で焼殺された女性は娘がやったのではないか?と薄々感づいてきた。
そして、警察の影におびえる毎日・・・。

最終的には警察は少女がおばさんを殺したことを突き止める。
だが警察は少女を捕まえず、少女と母親は警察に捕まらなくって良かったねと非常に喜んだ。

・・・というお話。

当時は俺が7歳くらいだったので間違ってるところもあるかもしれないけど、こんな感じの話だった。
あまりの後味の悪さに今でもよく思い出す。

いったいこのドラマは何を伝えたいのだろうか?
少年法の愚かさなのか?

それとも、殺人を犯した母親の心情と家族愛を伝えたかったのか?
よくわからないけど、胸糞悪いお話でした。

誰かこのドラマを見た人はいませんか?

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