伊集院光の怖い話

カテゴリー「日常に潜む恐怖」

深夜に放送してた伊集院の話が恐い。
内装関係の仕事をしていた友達の話。

ある売り出し中の家の修復作業をしに相方と二人で向かいに行った。
外装は既に他の業者が終わらせているので午後に作業するのは二人だけ。
着いて早々家の中に入るなり、二人は廊下にクレヨンが落ちてる事に気付く。

『あ~以前にいた子供の落し物だな~』と納得していると、更に階段の上にもクレヨンが落ちている事に気付き不思議に思っていた。

二階建ての家なので手分けして一階と二階に分かれて仕事をしていると、相方が二階から物凄い勢いで下りて来て笑いながら「ヤバイヤバイ」と叫ぶ。

聞けば二階で作業してたらクレヨンが横から転がってきたので見上げると、女の子がぼ~っと立っていて声を掛けたらす~っと消えてしまったと言う。

家の中の空気も変わってきて二人して気持ちが悪くなり一度外へ出ようと玄関へ足を運ぼうとした途端、相方がふと不思議な事に気が付いた。

廊下の突き当たり壁になってる所注意して見ると薄っすら扉の縁が見える。

何だ?

二人が近寄ってみると確かに内壁で扉を隠してるのが解かる。
本来こういう事はしちゃいけない事だけど、気になったので二人してボロボロの内壁を捲ってみると・・・本当にノブの無い扉が出てきた。

あとはもう見てやれの一心。
押し蹴る様な要領でゆっくりと開けてみた。

暗い部屋が見つかり目を凝らしてよ~く見ると部屋の壁一面にクレヨンで「お父さん出して!お父さん出して!お父さん出して!」と一面に書いた後が・・・。

二人ともショックに陥り仕事を放棄してさっさと退散したとさ。

ブログランキング参加中!

鵺速では、以下のブログランキングに参加しています。

当サイトを気に入って頂けたり、体験談を読んでビビった時にポチってもらえるとサイト更新の励みになります!